社長ブログ

株式会社アイネット

2020/03/09 11:48

みなさん、こんにちは!


コロナウィルスの流行によりいろいろなイベントや会議が相次いで中止になっていますね。そんな中、たいしたトピックもないのですが、昨年の会長の逝去を受けて、会長室を社長室に改造中というご報告です。もともとあった社長室は「BAR社長室」になってしまったので、執務室を用意しているところです。


中でも私のこだわりは、電動昇降式のデスクを入れたことでしょうか。写真手前が通常の執務用のデスク、窓際が電動昇降式デスクです。これでいちいち座らなくても立って作業できるんじゃないかしら~という思惑です。ここであんな作業やこんな作業ができるといいなあと夢が膨らみます。

IMG_3886.jpg

 

一番高い状態で125cm。

IMG_3887.jpg


一番低い状態で65cm。

IMG_3888.jpg

 

お値段は、そんなにお高くなくて、すごく良い椅子より安く買えたりします。少しずつ作業環境を整えてまいりたいと思いますので、デスクの使用感などもご報告しますね。


では、風邪やインフルエンザもまだ罹患者が多いようですので皆さんご自愛くださいね。

2020/02/28 11:09

みなさん、こんにちは!

 

今日はコロナが流行っていても自宅でできる楽しい趣味の電子工作について書きます。

 

昨年はプライベートが大変だったのでまるっと一年お休みしていた趣味の電子工作ですが、今年に入ってぼちぼち再開しています。今回やってみたいなと思っているのは小売店でレシートを出すためによく置かれている小さなサーマルプリンタを繋いでラズパイから印字するというものです。

 

私は本当に面倒くさがりで、観た映画・読んだ本などの記録がアプリを使ったりしても長続きしないんですね。で、映画の場合はチケットの半券をこんな風に手帳に貼っていて、年末に「今年のベスト」を選ぶときなどは手帳の半券の貼られたページから年間に観た映画を拾い出すのですが、同じように読書記録もレシートで出して手帳に貼りたいなと思ったのです。

IMG_3864.jpg


まずは環境ですが、昨年末に発売された「RaspberryPi4 model B」。ラズパイ4から利用できるmicroSDカードの容量が32Gを超えたそうなので、microSDは64Gのものを用意。あと、これまではずっとラズパイはノートPCからSSHで繋いでいろいろしていたのですが、久しぶりにRaspbianのデスクトップ版をインストールして、ラズパイ用の7インチディスプレイとゲームのコントローラーサイズのキーボードを用意することにしました。

OSは昨年公開された「Raspbian Buster」です。

IMG_20200228.jpg


無事繋がりました。


ラズパイ4は発熱量が多いという話を聞いたので、背面にファンも付けましたがファームウェアで対応したので要らなかったかもです。

IMG_3795.jpg

 

さっそくプリンタを接続します。ラズパイ用のドライバはGitHubからzj-58用のものを探してcmakeしてインストール。デスクトップ上でプリンタを管理できるCUPSというパッケージも入れました。

IMG_3813.jpg


しかしここからしばらく些細なことで躓いてしまいました。感熱紙がフィードされるけど印字できない。大量の白紙を出しつつ、「これはWindowsに繋いでもダメだったらプリンタの初期不良を疑おう」と思ってマニュアルを見て「あっ」となりました。

感熱紙のロールを逆にセットしていたことが判明。

IMG_3857.jpg

 

というわけでようやく印字するところまでこぎつけました。

IMG_3861.jpg

PythonからプリンタのIDに「Hello World」を出力できました。ぱちぱち。


現時点ではこんな状況です。引き続き作業を進めていきます。


一月から初めて、合間を見ての亀の歩みですが、電子工作の楽しさはソフトとハードの両方が動くようになるまでの試行錯誤にあるので、のんびりやっていこうと思います。

2020/02/12 12:30

みなさん、こんにちは!
前回の『マネーの拳』、読んでみたいという反響多かったです。同じ三田紀房さんの作品で『インベスターZ』も面白いですよ。高校の地下に「投資部」という部があって、そこで選ばれた少数の高校生が投資を学んでいくお話です。ドラマ化されていました。

 

ところで、本の紹介ばかりになって申し訳ないのですが、今日もすごく良かった本の紹介です。昨年、『DEEP WORK 大事なことに集中する』という本を紹介したのですが、私の中ではそれを上回る本が『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』かもしれないなあと思ったので、今日はその本を紹介します。電子書籍で読んだのですが、紙の本でも買おうかなと思うぐらい良かったです。

51K2KWlM9DL.jpg

 


たとえば、漠然と達成したいことがありながら「意志が弱くて努力が継続しない」という悩みなどを抱いている人は多いかもしれません。この本は「意志の力に頼るのは無意味なので、そんなもんをあてにして悩むのはやめたほうがいい」ということを研究結果を踏まえて言い切っている。スマホがやめられないのも、コーヒーがやめられないのも、「意志が弱いから」ではないということです。ある研究では「目標設定と態度だけに焦点を定めても、わずかな行動に対してしか効果は見られない」そうなのです。


この本の中では、自分が変わるための要素として、たとえば「環境を変える」ということを挙げています。自分の資質は環境によって相対的に変化しているんですね。たとえば、親が離婚した少年が母親と過ごすときと父親と過ごすときで精神年齢が上下するという例を挙げています(どっちといると精神年齢が下がってしまうかは、本を読めば分かります)。


あとたとえばこんな実例は魅力的ですよね。
研究室が替わって「4か月で15本以上」論文が出せた、というもの。


この本にはさまざまな意志の力ではなく環境の変化などを利用して自分を変えていく手法が載っていますが、私が好きなのは「外的圧力を利用する」というものです。多くの人は圧力を受けるのを嫌がるし、現代ではちょっと前に野球のイチローさんが言っていたように「厳しく教えることが難しい時代」になっているので圧力を受ける機会がだんだん減っているのかもしれませんが、自分で自分にリスクを作ってしまう。たとえば、とあるテーマで勉強するのにプロに教えてもらうためのお金を払うとか、登壇してしゃべることにしてしまうとか。


ところで私はチャレンジが大好きで、いろんな習い事をしたりスポーツを始めてみたり、ということをよくするのですが、続けられているものの条件を考えてみました。まず、ある程度の初期投資をすること。道具を揃えたりとかですね。あと、コミュニティに参加して褒め合ったりすること。更には、これがわりと難しいのですが、定期的に成果を実感できるイベントが発生すること。成果の実感が自分が望むタイミングで定期的に巡って来ないとやる気をなくしてしまいがちです。

最後に大事なのは、「悪い時もある」ということを受け入れるようにしておく。ということでしょうか。いつもハッピーでいつも成果が上がっていつも承認されていないといけないという強迫観念のようなものって、現代の人は抱き易いのではないかと思います。SNSを見て人と比べたりしていつも頑張っていないといけない自分がいたのですが、この本を読んでからは、イケてないときがあるのは当たり前で、それを打ち消すように何かを手に入れようとしたりごまかしたりせずに「あー。今日のわたし、イケてないわー」と敢えて自分に言うようにして受け止めるようにしてます。


ということで、今日は今年に入って読んですごく良かった本を紹介しました。


ではまた~。

2020/01/31 12:43

みなさん、こんにちは!


今日は経営上の資金繰りのひとつの基準について書きます。


『ドラゴン桜』という受験のノウハウ満載の漫画で有名な三田紀房さんの描いた『マネーの拳(けん)』というビジネス漫画があります。引退したボクサーである主人公の花岡ケンが引退後にビジネスの世界に踏み込み、経営者としてどんどん成長していくという漫画です。

アパレルの世界で上場し最終的に世界的なブランドを目指すというちょっと真似しずらい壮大なストーリーなのですが、要所要所でとても大事なことが書いてあります。

IMG_3761.jpg


今日は中でも、資金繰りの基準で参考になるシーンを紹介させてもらいます。


花岡はアパレルの会社を始めたのですが、新しいブランドを立ち上げたときに客足が伸びず大量の在庫を抱えてしまいます。焦るケンに大物実業家でありケンの会社に出資をしている塚原為ノ介は「資金面の苦労は意外に早く解決するよ」と言うのです。不思議に思うケンに「実は現時点でも君は大量の現金を持っているんだよ」と言います。続けて「売れさえすれば現金…」とも。


売れさえすれば現金…。


現金を在庫という形に替えて持っていると思えば良いということです。


私がアイネットの代表になるという時に、当時、手狭になったオフィスの移転先としてテナントビルを下見して回っていた私ですが、ちょうどそのとき、銀行のかたが今の社屋の物件を持ってきてくれました。そのとき社屋を買うことを決めた私に、知人の中には「そんなものを買って大きな借金を背負ってどうするの」と言ってきた人もいたのです。でも当時はきちんとロジックで反論できなかったんですよね…。


つまり赤字を出しても投資していいのは、「その替わりに手元に何がやってくるか」というのが明確なときだと思います。なので、この業界であれば技術者が育つならそれはやっても大丈夫な「資金面の苦労」でしょう。資金繰りで苦労しているときは、とかく、借入を抱えていること自体をマイナスと指摘されることも多いものですが、何のために借入れしたかを見失わない限りそれ自体はマイナス要素ではないと思っています。


そんなことを考えながら、ときおり『マネーの拳』を読み返しています。

2020/01/17 10:59

みなさん、こんにちは!

 

今日は「10年以上前から分かっていた技術者の不足」について考えたことについて書きます。

 

私は10年以上前から営業しながら業界の状況を見ていて、「このままだと技術者は足らなくなる」と感じ、会社が赤字の時も頑張って新卒採用をしてきました。今、改めて各社様を回らせていただきながら、それなりに社歴のあるIT企業の現場の高齢化が進みつつあるのを実感しています。10年以上前からこうなることは分かっていたはず。そして、若手は一年や二年では育たないことも分かっていたはず。なのに、なぜ早くに対応しなかったのかと思っていました。

 

で、私自身がどこでどう人材不足に対する考え方の舵を切ったかを思いだしてみていたのですが、決して私が先見の明があったというのではなく、きっかけがあったことを思い出しました。それは十数年前、経済団体の大会の分科会で、とある製造業の社長さんが「これから人口は減る。それを見据えて業態を縮小するべきだと考えている」というお話をされたのを聴いたときです。それは私にとってちょっとした衝撃でした。人口は減るにも関わらず、漠然と社会全体はまだ「成長=売上数字の増加」を信じながら動いていたと思います。そこで敢えて「縮小」も考えるということを、当時の多くの経営者はなかなか口にしなかったのではないでしょうか。少なくとも私の周囲で縮小を口にしたのを聞いたのはそのときが初めてでした。

 

ただし必ずしも「業態の縮小」が正解という意味ではないです。人口減における成長の意味は「全ての数字を伸ばす」、ということではなく、「何を伸ばして何を減らすかのバランスで企業の存続を考える」だとそのとき気付かされたと思います。のちにそれは、私自身にとっては「短期の売上をあきらめても、将来の人材を育てて備える」という考えになりました。たぶん、単年で成果を求められる企業にとっては逆で「人を削減して、売上を伸ばす」という解を出してしまうこともあると思うんですよね。

 

とはいえこれもまた、10年前のわが社の戦略でしなかく、10年後に向けた戦略は全く別のことも考えていかないと、と考えています。その中には、たとえば「技術者の収入源が単一の会社からだけで構成されるものではなくなる」、といったこともあると思うので、さまざまな可能性についてできるだけ良い判断ができるようにしたいと思っています。その一環として、ここ何年も技術者以外の間接要員をあまり抱える余裕がなかった弊社ですが、これからは多様な働き方を支えるためにも総務部を拡大していく予定です。