社長ブログ

株式会社アイネット

2018/08/16 13:32

みなさん、こんにちは!

 

先週、今週と夏季休暇を取られたかたも多いと思います。

私は、と言いますと、今年の5月に80歳を迎えた、私の父であり、株式会社アイネットの会長でもあります岩崎重治の傘寿のお祝いをロイヤルアートホテルにて身内だけで執り行いましたので、少し報告させていただきます。ちなみに傘寿は「八十」を重ねて書いた傘の略字に見えることが由来の言葉です。

 

先日も少し書きましたが、父は今、抗がん剤治療中。その前の入院のこともあり、足がかなり弱り、食も細くなっております。が、この日は、お盆に合わせて帰省してくる私の妹や長男などと一緒にお祝いの膳を囲むことを大変楽しみにしておりました。

 

私も初めて知りましたが、傘寿は黄色の頭巾とちゃんちゃんこで祝う風習があるようで、ホテルのほうで用意をしてくださいました。いかがでしょうか。似合ってますよね。あとは末広がりということで扇も用意してくださっていました。

 

ホテルの井上支配人より花束も戴きました。

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父は、島根県安来で育ち、電電公社に勤めたあと、倉敷の地で会社を興してからも決して楽ではない経営で苦労してきました。その間に、ご縁があって個人的に親しくお声掛けをしてくださったこのロイヤルアートホテル(前:ホテル日航倉敷)の支配人の井上さまのことはずいぶんと信頼をし、会社の懇親会でもずっと使わせていただいておりますので、ここでお祝いの席を設けさせていただいたことは父にとって本当に嬉しいことだったと思います。

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このところ、父はめっきりと食が細くなり、私がたまに外に連れ出したり、実家で食事の用意をしても、食べやすいものをちょっとだけということが多かったのですが、この日ばかりはコースの全メニューを完食することができました。

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気の置けるホテルで、娘や孫たちに囲まれてリラックスできたお陰で食も進んだのだと思います。

 

まだまだ治療は続きますが、自宅療養を終え、早く会社に復帰することを本人は心より願っておりますので、家族として引き続き支えていきたいと思います。

2018/08/08 18:31

みなさん、こんにちは!

 

暑いですね~。私は昨日まで東京出張でしたが、昨日は台風接近とかで24度くらいとすごく涼しくてミストみたいな雨が降り注いでいましたが、こちらに帰ってきたら相変わらずの猛暑でした。

 

さて、先日の8月3日金曜日は弊社オフィス5階にて「火星と木星と金星と土星を嗜む会」というのを開催したのでその報告をします。この時期は火星が接近しているということで、天体観測を趣味としている高田社員が提案してくれて、せっかくなので軽い軽食とお酒を楽しみながら望遠鏡を覗いてみようということになったのです。

⇩急でしたが、こんな感じの告知をさせていただきました。

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5階は普段は使われていない階なので、急遽会場の準備をしました。

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会費は300円なので、近所のフレッシュマルシェで値引きになったお惣菜など買いこみまして。

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お酒は私が以前に東京出張の時にお客さんから戴いた澤乃井の冷酒。カールはなんと「うすあじ」。私はカールって「うすあじ」が元祖だと思ってたのですが、違うんですかね~。いずれにしても西日本でしか手に入らないカールです。

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一部の人間がちびちびと酒を呑んでいる間にも高田社員は自宅から持ってきた望遠鏡をセッティングしています。写真には写っていないですが、弊社の社員が5人。それに知り合いの技術者のS氏が奥様とお子様たちを連れて参加してくださいました。

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これがアルクトゥルスだそうです。曇っていたので、星が顔を出した時だけフラフラと出ていき、iPhoneで撮影。なんのこっちゃわかんねー、と思われそうですが、真ん中あたりの小さな点がアルクトゥルスです。その他、夏の大三角形的な星々も見えていた模様。望遠鏡ではもうちょっとちゃんと見えたのですが、残念ながら望遠鏡に接続するカメラがなかったので、撮影は自前のiPhoneなんで今一つ感動が伝わらずすみません!

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ちなみに望遠鏡の完成形はこれ。

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木星です。かなり曇ってますが、何とか見えています。

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高田社員がセットしてくれたのを覗いたら見えるのですが、いかんせん、私はあまり目が良くないためどれがどれか今一つ分かってなかったんですよね。まあ、気分、気分。

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これがiPhoneでズームで撮影した火星です。ちょっと赤かったです。火星って本当に赤いんだなあと感動しました。

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同じ日の同じ時刻にはテレビは火星に置き去りにされた宇宙飛行士がなんとか生き延びるというSF映画『オデッセイ』が放映されていました。そんな中、本物の火星を観るのもまた一興。

こんなイベントを弊社でやったのは初めてでしたが、改めて仕事終わりに望遠鏡をわざわざ取りに行って本物の火星を見せてくれた高田社員には感謝感謝です。また、暑い中、お子さんを連れて場を盛り立ててくださったS氏ご家族もありがとうございました!

2018/08/01 14:52

みなさん、こんにちは!
暑いですね~。
今日から8月になりましたね。


今、『健康で文化的な最低限度の生活』という漫画が原作のテレビドラマが放映されています。生活保護のケースワーカーとして配属された新人の義経えみるが、生活保護の現実に直面しながらひとつひとつの問題に体当たりしていくというお話です。
ちょっと重いストーリーなので観るのがしんどいかなと思っていましたが、第二話を見ながら、「もうちょっと見続けようかな」と思いなおすことにしました。なぜなら、第二話では私自身が直面し易いちょっとしたボタンの掛け違いが引き起こす問題について描かれていたからです。


このドラマの第二話は、シングルマザーと子供二人の三人家族のケースでした。母親が苦労している一方で予想外に小遣いを持っている中学生と高校生の子供たち。実は高校生の兄のほうがアルバイトをしており、その収入を申告していなかったため、不正受給と見なされ、何十万かの返還をさせなければならなくなったのです。家族に感情移入していた新米のえみるは、うっかり、「何か返さなくて良い方法があるかもしれないので、上司に掛け合って見ます」と安易に言ってしまうのですが、上司はちゃんと徴収しなければならないと言う。
そこで、その家族に謝罪するのですが、母親からは「何とかしてくれるって言ったじゃないですか」と責められ、音楽の道を目指していた長男からは「無知だったら夢を追うこともできないのか」と責められ、何も言えなくなります。


このシーンが私の胸に迫りました。生活保護の実態が胸に迫るのもありましたが、自分が良かれと出した言葉が相手の怒りの感情を引き出してしまうことになってしまったという痛恨の失敗の記憶が胸に迫ったほうが正しいと言えます。


ドラマの一連の流れを見てみると、本来であれば生活保護制度を正しく知らなかったばかりに不正に受給した家族に問題があったはずです。しかし、結果的には母親からも息子からも鬼か悪魔かというようにえみるの方が責められる。
咄嗟に相手に期待を持たせたい気持ちで言葉を発してしまったばかりに。


仕事でも、ほんのちょっとした会話の順番の間違いや、咄嗟の相手を喜ばせたいと思って発した言葉や、早計な判断が思わぬ事態に繋がっていき、相手を激怒させ謝罪に至ったことが私にもここまで何度もありました。あの時、こういう風に答えていれば。あるいは、あの時、こういう行動をとっておけば。と悔やみながら頭を下げたことが何度もあります。

その多くは相手の心に芽生えた期待に気付かず、結果的に期待を裏切り踏みにじったと思われた時に起こるように思います。


ちょっと話は変わるのですが、7月に2件ほど自宅のメンテナンスを業者に依頼していました。ところが西日本豪雨があり、加えてこの猛暑です。私は豪雨があった直後に急いで、どちらも古くから知る業者さんに「豪雨があったので忙しくなると思うのですが、予定通り施工していただくということで大丈夫でしょうか?」と電話しましたが、どちらも「豪雨は関係ないので予定通り施工しますよ。また施工日が決まりましたら連絡しますね!」と即答されました。私も「今月中というのだけ守ってくだされば、特に急ぎませので」と答えました。
ところが、その後、待てど暮らせど業者さんからは施工日の連絡が来ません。

しょうがないので、とうとう急ぐ方の業者さんに7月30日に電話をしたら「すみません。この暑さで、涼しい時間帯にしか作業ができなくて。明日、やります!」と返事を戴き、ようやくギリギリの7月末日に施工をしてもらったのでした。

私としては、こういうことになりかねないと思い豪雨の直後に電話をしたのに、なぜあの時はあんなに快く返事をしてくれたのか。
その後も、今月中にできないならできないとどうして一言連絡してきてくれないのか。
こちらがせっつかなかったら7月には何の連絡もしてこないつもりだったのだろうか。
モヤモヤが残ることになりました。気が短い依頼主だったら腹を立てていたかもしれません。


言葉は怖いなあと改めて思います。
相手を喜ばせようと発した一言が思わぬ逆の結果になってしまうこともあります。

・先が見えない時、自分に判断材料が集まっていないときはできるだけ相手に確定的な返事をするのを避ける。
・まだ無理と確定していなくても無理かもしれないという予感が少しでもしたらその期限が来る前に早めに予告・謝罪をしておく。
・懇意な関係で、相手もいつもおおらかな対応をしてくれていても絶対にそこに甘えない。

といったことを私自身、何度もの失敗で学びました。あらためてドラマの新人ケースワーカーを見ながら、そのことを思い出していたのでした。

2018/07/27 17:13

たぶん、ここを読まれているかたも現在直面している、もしくはいずれは直面するかもしれないことなので、私の父の運転免許証の自主返納の経緯を書いておきます。

私の父は現在80歳。一昨年ぐらいから運転免許をそのうち返納しないといけないと言うようになりました。きっかけは白内障で視力が薄くなってきたことでしょうか。しかし、白内障は今では簡単な日帰りの手術が可能です。白内障の手術を受けてからは視力について安心したのか、免許証のことを口にしなくなりました。
あと老化と言えるのは、物忘れが若干増えたことでしょうか。同じ話を繰り返すことが増えてきました。ただし、会話もしっかりとし、認知症と言えるほどではありません。運転をいつ辞めてもらうか気になっていましたが、日常生活が普通に送れているので強くも言えない日々でした。


さて、今年の5月のことです。半年毎に検査を受けていたのですが、ある臓器の腫瘍マーカーが急激に跳ね上がり癌の検査を受けることになり、5月に入院。ところが検査した場所が炎症を起こし、入院は一ヶ月ほどになりました。炎症のせいで発熱し、一時は歩くのも覚束なくなり、そのときも免許返納をたまに口にしていました。


そして、6月に無事退院。それからは通院しての抗がん剤治療が始まりました。ところが、熱があっても清潔好きの父は通常通り風呂に入ろうとしたり、また庭で花を育てるのが趣味なので花に水をやろうとしたり。結局、高熱で身体が効かない自覚がないまま庭に出て倒れ、救急車のお世話になり再び再入院となりました。


今度の入院は短くて済みましたが、二度の入院と抗がん剤治療で、元のようには日常生活を送るのが難しくなり、今は少しずつ元の生活に戻すべく日々をゆったりと過ごしてもらっています。
さて。ここで問題になったのが運転の問題です。何度か倒れているうえに、糖尿病の症状もある。更に私の母は月に10日ほどは自宅を離れて県外で仕事をしています。母は、自分がいない間に父がまた倒れたり運転で事故を起こしたりしたらと心配になり、一方の父は早く運転したくてしようがない。
当面、私が車の鍵を預かりましたが、父は「いつ鍵を返してくれるのか」と日々せっつくようになりました。時には、運転をさせたくない母が「運転するというなら離婚します」と言い、父は売り言葉に買い言葉で「ならば離婚してでも運転する」と言う。


こんな日々がいつまで続くのかと不安になっていました。私が引導を渡さないといけないと思っていても、私一人では精神的に抱えきれず、みんなで集まるお盆に説得しようと他の身内に相談したり根回ししたり。

7月も下旬に差し掛かったつい先日、抗がん剤治療を終えた父を車に乗せて帰っているときも、父が「鍵はいつ返してくれるのか」と迫ってきます。その日の夜も母と少し言い合いになったようです。

翌朝、心配で電話をしたところ、父は覚悟を決めたように穏やかな調子で「もう免許を返納することにした」と言いました。代わりの案として、最初は電動自転車などと言っていましたが、それも似たようなことになるので、結局、タクシーを日常的に使うように提案。ようやくそれで落ち着きました。


娘としては、父から車を取り上げるのは本当につらい作業で、時に気持ちがぐらついて「やっぱり気持ちがしっかりしている間は乗ったらいいよ」と言ってあげたいと何度も思いましたし、父も、「免許は返納する」と言う一方で「庭の肥料を買いにホームセンターに行きたいからやはりもう少し乗りたい」と言ったりする。ネットで物を買う習慣がないので、どうしても車で店舗まで行きたいという気持ちもわかる。

父にとって車とはたぶん「自分が自由にでかけられる道具」でもあると同時に「マイカーを持ちたいと思って頑張って働いたし、故郷の島根にも何度も車で往復した」あるいは「会社が苦しい時も、車を走らせ仕事を取ってきた」などさまざまな思いが詰まった存在でもあったのだなあと思います。

今を逃したら次はまたきっかけを作るのが大変になるだろうと思う一心で何とか父と会話を続けてきましたし、その間は親子ともども本当に苦しんできましたが、父は気持ちを固めてからは行動が早く、すぐに警察に返納に行きました。さすがに経営をしていただけあって、決断したら行動はすぐ起こすのです。


結局、これから何ヶ月も続くだろうと心配していた親子の攻防も一ヶ月ほどであっけなく終わりました。これからは免許証の代わりになる身分証を発行してもらうと同時に、タクシーやバスの割引を使えるようになります。そういったものを堂々と使い、身体が動く限りは社会復帰して欲しいと思っています。

2018/07/25 14:21

みなさん、こんにちは!

今日は、最近読んだ借金玉さんの『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』という本を紹介しつつ、日常の中で少しでも生きやすさを確保していくかについて考えてみたいと思います。

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この『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』という本の作者はご自身が発達障害であることを踏まえて、これまで抱えてきて仕事上で難儀な思いをしたさまざまな問題について自身がどう解決したかを紹介してくれている本です。

 

私自身は、ちょうどこの本を読んだのが春先で、採用について考えている最中ということもあり、「こういう本こそ、就活や勉強法などに悩んでいる若い人に読んで欲しいなあ」と感じました。「そうはいっても僕は私は発達障害じゃないし」と思う人もいるでしょうが、この本にあるようなちょっとした小さな工夫は、私自身が取り入れてもおかしくないようなレベルであり、そこにある「自分はこういう経験をしてきたからこういう失敗を重ねたのでそれを回避するためにこういう工夫を編み出した」というのは誰にとっても役に立つ思考法だと思います。

私自身はいまでこそ普通に生きているように見えているかもですが、小さい頃、本当に不器用で、もしかしたら今だったら何らかの診断名がついていたかもしれないと思ったりもします。今でも記憶にあるのは、保育園でひな人形を作るのですが、時間内にどうしても作れなくてしょうがなくて自宅で母に手伝ってもらってようやく形にした記憶とか、小学校低学年の理科の実験セットに入っていた砂を机の上にこぼしてしまってうまく扱えなくて泣きそうになったりとか、同級生はみんなできていることが自分にはうまくできないということばかりなんですね。そんな人間だったので、大人になってから電子工作とかできるようになるのってちょっと不思議なくらいなんです。

 

この本は大きく分けて

・仕事のやり方(道具の活用法)

・会社を「部族」という風にとらえる(人間関係)

・朝起きられない、夜眠れない(生活習慣)

・薬、うつ(依存、生存)

について書かれていますが、たとえば、仕事のやり方で私もそういう思考過程を経て似たようなことをしているなあと思うことがありました。
 

具体的には、「毎日勉強をしたいけれど、帰宅したらなかなか勉強が始められない」「始めても数日経つとやらなくなる」「そもそもやり方が分からず挫折」などという経験がありました。その原因をいくつか考えてみたところ、たとえば勉強のテキストを机の中にしまった途端、テキストの存在を忘れてしまうことが分かりました。なので最近は、毎日するものは必ず机の上にスペースを決めて並べておき、決して引き出しなどに仕舞わないようにしています。こうすることで、毎朝起きて隙間時間に10分でもすぐ机に座ってテキストを開くことができるようになりました。

借金玉さんは自分の「あらゆるものを失くしてしまい易い特性」に対して、あらゆるものを一つの鞄にぶっこむ、あるいは多重化して失くし易いものをあちこちに持っておくなどの具体的な手法について書いてくれています。

私の「継続的に勉強しようと思っていても目の前からテキストが消えてしまうと、そのことについて忘れてしまう」というのと大変良く似ています。

あまり著書の内容を引用してもいけませんので私の例をもう少し挙げますが、私は統計学を学ぶためにちょっと複雑な思考手順を踏もうとすると頭の中がごちゃごちゃになってしまうので、A3の画用紙を用意してそこに付箋を並べ替えながら理解をしていきます。一回理解した手順を見直せるように、A3のバインダーを用意して、画用紙ごと挟んでおきます。

私はずっと、自分の頭がさほど良くないと思っていましたが、要は自分は忘れっぽい、頭が良くない、理解してもすぐ忘れる、という前提で何重にも手を打たないといけないんだという自覚が大事なのですね。

・しつこいほどの細分化

・しつこいほどの多重化

・複雑な概念の分かるレベルまでの落とし込み

などでしょうか。

 

それまでは「こんなこともできないのでは自分はダメなんじゃないか」「自分はこの分野には向いていないのではないか」という自己否定の概念が頭をぐるぐる回り出して勉強が手につかなくなるというのをこれまで何度も経験してきました。

この本を読んで、私自身が「このレベルで悩んでいるのは自分だけではないんだ」と励まされることもあり、自分の生活にまだまだ改善の余地があることも教えられます。

 

最近は発達障害という言葉も一般化し、それに関連する書籍も沢山売られるようになりましたが、発達障害ということと関係なく、自分のためのハック(生活術)を編み出す手法のサンプル例として読んでみるといいかもしれません。