社長ブログ

株式会社アイネット

2019/07/02 15:12

みなさん、こんにちは!

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今日は弊社もプラチナスポンサーにならせていただきました、6月29日に開催された岡山が誇る技術者イベントであるオープンセミナー岡山2019に登壇した裏話について書きたいと思っています。

 

今回はスポンサー枠のセッションではなく、講師として実行委員会から正式にオファーをいただいての登壇となりました。オファーをいただいたのは4ヶ月ほど前でしょうか。テーマは「Technology X Society」。ちょっと抽象度の高いテーマなのでどういう角度から話をしようかとずいぶんと迷いました。

 

いくつか断片的にいつも私が会社でしゃべっているようなことをスライドの中に配置していきましたが、流れが作れず4月、5月はずいぶんと迷っていました。ちょうど父の入院と重なっていたので、病室にiPadを持ち込んで構想を練っていたのですが、現実には病人の付き添いの傍らではあまり集中できないまま断片ばかりが散らかっていったものになりました。

 

挿入する画像も、これまでは某フリー素材のものを使っていましたが、イメージが単一になるので今回はやめようと思い、いくつも自分でイラストを描き散らかしていましたがなかなか上手く描けず、途中から画像のストックサイトのものを仮で配置しながら原稿を組み立てていました。そんな状態が6月初旬まで続きました。どうしても父の付き添いで時間が取れず、週末はスライドに集中するから付き添いは免除して、と母に言って、それでもなかなか集中できずに進まない状況でした。

 

結局、6月の10日に入ってようやく荒っぽい素案ができたのですが、仕上がりには程遠い状態。

 

そうこうしているうちに6月15日に父が逝去しました。

 

葬儀の準備とその片付けで3日ほど取られましたが、オープンセミナー本番前の日曜にようやく最後の仕上げの時間を取ることができ、このタイミングで時間を作ってくれた父に心で手を合わせながらなんとか本番のものに近い状態のスライドができました。

 

25日、26日と社内で一回聴いてもらい、広報チェックと批評を受け、28日(前日)にこれまでお世話になってきたスピーチの先生(トーキング・アイ石村さま)に予約を取って訪問し、全部ビデオで撮影してもらっての最終チェック。先生には、プロの視点から今回の会場である「さん太ホール」の会場の雰囲気などについて教えてもらった上で内容についてお褒めの言葉をいただき、ようやく少し自信がついたところで、あとはギリギリまで細かい微調整をして本番に挑みました。父の状況がだんだん切迫してきており、関係者のほうではもしかしたらプランBとして私が登壇しないケースも想定してくださっていたかもしれませんが、私はよっぽどのことがない限り絶対に登壇したいと思っておりましたので、役目を果たせて心底ホッとしました。


アンコクくんのイラストは、あまり上手ではないですが、これでも全部で10時間ぐらいは描き直しをしました。

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今回お伝えしたことはいくつかありますが、一番お伝えしたかったことは「自分で自分に呪いをかけない」ということだったと思います。「自分は〇〇だからできない」(〇〇には、性別や年齢や置かれた環境などが入ります)と自分の抱えている状況を言い訳にし、そこに縛られてしまうことは誰にもあるのではないでしょうか。それを解き放つためにいくつかの人との出会いや、考え抜いた末に生み出せたものがあったと思います。そういったことが少しでも伝わっていれば嬉しいです。

 

私はいつも部下が人前でしゃべる際には、できるだけリハーサルをしてしっかり準備をしてから本番を迎えるように言っています。私自身もこういうスピーチの準備をしている時は、かのリンカーン大統領がゲティスバーグの演説にあたり、馬車に乗りながらギリギリまで原稿を書き直し続けたというエピソードを思い出し、私もそうありたいとつねづね思っています。

 

下記にスライドへのリンクを貼っておきます。実際にはこのスライドだけでは充分にその日に話したことをお伝えできませんが、それはまた折に触れ若いかたたちに語ることになると思います。

 

今回、オープンセミナー2019@岡山の実行委員長のあべさん及びスタッフ各位、参加者のかたがた、そしてスピーチ内容のチェックをしてくれたかたが全員に感謝を申し上げたいと思います。

 

本当にありがとうございました。

2019/06/28 17:20

みなさん、こんにちは!

いよいよ明日に迫りましたオープンセミナー岡山2019ですが、私の登壇は14時過ぎからなのでよろしくです。

 

さて話は全然違うのですが、以前、「脳と疲労」というエントリを書きましたが、最近、さらに疲労は脳が生み出しているのではないかという考えを裏付けるような情報を見つけました。

 

ただいま朝日新聞にグレートジャーニーという日本人のルーツを探す旅をして著書を出しておられる関野吉晴氏(探検家・医師)のコラムが連載されています。関野吉晴氏の講演を私はかなり以前に一度だけお聴きすることがあったので、連載も興味を持って読んでいたところ、その中にアマゾンの奥地に住む原住民マチゲンガと親しくなったエピソードがありました。

 

マチゲンガはとても出不精なのですが、関野さんが一緒に旅をしようとしつこく頼んでようやく一緒に来てくれたそうです。ですが、荷物を持って歩くのが大嫌いで、昼前には「足が痛い」「疲れた」と泣きごとを言いだし、関野さんが頼んでもなかなか応じてくれない。そこで妥協して、午後2時か3時に休むことにすると、その辺の植物を使って30分くらいで小屋を作り、嬉々として狩猟に出かけてしまうそうです。
狩猟はマチゲンガにとって仕事ではなく楽しみであり、楽しむことにおいては同じような体を動かす行為でも「疲れた」という感覚は湧かないのですね。
なのでやはり、一見同じような「体を使う」「頭を使う」行為でも、楽しみであればそれは疲労にはならないのでしょう。

 

もうひとつ思ったのは、マチゲンガの言葉では数字は「3」までしかないので、それ以上のことは月の満ち欠けなどで表すそうです。日常で長い時間の先に起こる出来事を想定するのに慣れていないのかもしれません。狩猟ならば、獲物を得た時に報酬を得られた楽しさがあると分かるから疲れない。でも関野さんがマチゲンガを誘って旅に出た時、その先にどんな楽しい出来事があるのか予想がつかないマチゲンガは、旅の過程としての「荷物を持って歩く」という行為を「疲れた」と思ったのではないでしょうか。人はその報酬を想像できない行為を長く続けると疲労を感じてしまうのかもしれません。

 

こういうことをヒントにしながら、できるだけ疲れずに人生の多くを過ごせる工夫をしたいなと改めて思ったのでした。

2019/06/07 15:57

みなさん、こんにちは!

今日は、肝臓検査で引っかかってドキドキしたことを書きます。

 

ゴールデンウィーク前からストレスからか疲れからか、下痢が止まらなくなって食欲がなくなってしまっていました。

 

最初は近所の内科に行ったのですが、ほとんど問診もしてくれず、「急性胃腸炎ですね」と言われてビオフェルミンと抗生剤をもらって帰りましたが治る気配もなく。

なので、ゴールデンウィーク明けてからすぐに大きな病院で診てもらいました。血液検査は異常なし。念のためということで腹部エコーの検査をしてもらったところ、検査技師さんが「ん?」という感じで先輩技師さんを呼びに行ったので、ちょっとドキドキ。

肝臓に5センチ大の影があるとのことで、数日後に造影剤を入れたCT検査を受けることになりました。

 

さすがにその間はお酒も呑む気にならず、頭の中で良い結果と悪い結果のシミュレーションを何度もしてCT検査を受けました。

さらに待つこと数日。

内科の医師からは「血管腫という良性のものと思われますが、念のため専門の科で受診してください」とのことで、また待つこと数日。

 

 

ようやく消化器内科で診察受けて改めて血管腫の診断を受けました。毛細血管が絡まった赤アザのようなもので、おそらく生まれつきとのこと。下のような図を描いて説明をしてもらいました。

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家族もホッとしたようです。

 

後日談ですが、知り合いの医者に「この前、肝臓のCTで引っかかってさあ」と言うと「血管腫でしょ」と即答されたので、全然聞いたこともないような症状だと思っていたら案外ポピュラーなんだなってちょっとがっかり。

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ちなみに下痢の原因はどうなったのと言いますと、内科で出してもらった整腸剤で症状が落ち着いたのと、あと、グルテンとカフェインの摂取でお腹壊すことが分かったので、食事を気をつけることでなんとか復調いたしました。

 

今は家族のサポートで自分のことを後回しにしがちですが、安心のためにも定期検診は大事だなと思いました。

2019/05/28 18:09

みなさん、こんにちは!

 

今日は脳が作り出す疲労感があるということについて書きたいと思います。父が昨年から数えて六度目の入院中で、加えて母が腰の骨を骨折するというピンチに見舞われたわたくしですが、連休前ぐらいから異様な疲労感があり、寝ても疲労が抜けない状況が続いていました。寝れば疲労から回復できると思っていたので、こんなに疲れるのは年齢のせいだと思っていたのですが、どうやらこれは脳の疲労なのではと気づいたのです。

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つまり、どんなに体を休めてもいたわっても、「嫌だなあ」「大変だなあ」「面倒だなあ」「どうすればいいのか分からないや」と思うだけで一気に疲労が溜まってしまっているようです。

 

よく「疲労の原因は脳」というようなタイトルの本を見かけていましたが、こういうことなんだなと実感しています。

 

単純に困ったことが起こったりしているとだけでなく、私の場合、タスクの抱え過ぎによる脳のスイッチングコストの高まりや、「今度の休日はこれをしよう」と決めていたことが実家に呼び出されて結局かなわなかったりすることが何度も発生することによる学習性無力症みたいなことが続くと、どんどん脳がそれらを「疲労」と感じていくようなのです。

 

それに気づいてからは、脳が疲労と認識しそうな状況を避けるように、タスクを入れ過ぎないようにしたり、実家にも無理な時は断りを入れたり、単純に目と閉じて外の音に耳を傾ける時間を作ったりして、「脳疲労」を減らす努力をしています。

現実的には状況は変えられないのでそんなに簡単には元気になりませんが、久しぶりにiPadで絵を描いてブログに載せるぐらいの元気は出てきました。

 

というわけで、身体を動かさない仕事をしている人ほど、脳が疲れる生活に陥っているかもしれませんので、デスクワークが多い皆様もお気を付けを!

2019/05/15 15:56

みなさん、こんにちは。

ちょっと間が空いてしまいました。プライベートが慌ただしく、てんてこ舞いをしておりました。

 

さて、今日は「甲種防火管理講習」を受けてきたことを書きます。自社のビルの防災を適切に行うための資格です。2日間の座学、わりと大変でした。でも、ちょっとした知識と正しい行動で救えた命が失われた過去の事故などをいくつか見ていくうちに、この手の知識は毎年でも講習を受けるべきではないかとひしひしと感じました。

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まずは基本的な燃焼の知識から。火が点く原因はいくつかあります。それによって消化の方法も変わってきます。また、火災のときの心理の勉強もしました。たとえば、火災が発生すると群集心理で以下のような状況になります。
・身を守るために日ごろ使い慣れた経路を利用しようとする(避難用通路を使わない)
・帰巣性といって、元来た場所に戻る傾向
・向光性といって、明るいほうに向かっていく
・危険回避性として、火から逃げるために高いところから飛び降りてしまう
・追従性といって、人が行く方向にやみくもについて行く
・その他、パニックで動けなくなるなど

この中のいくつかは訓練によって絶対に防げる行動ですね。

こういう基本的なことから、施設や設備の使い方の説明、訓練計画の作り方など学びました。また、危険物や地震についても学びました。

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さすがに現場で消防士をされていたような方の講義では学ぶことが多かったのですが、印象に残ったのは、「できないのを知るのが訓練」ということです。できないことを知ってはステップアップをしていく。それこそが、訓練の「成熟」というものだ、と講師の方は何度も仰っていました。

これって、我々の仕事にも通ずるところがありますよね。セキュリティ事故が起きたらどういう行動をとるべきかをゲーム性を持たせて学べるインシデント対応ゲームなど、弊社でも毎年のセキュリティ研修でいろいろな試みをしています。

 

正直しんどい2日でしたが、安全知識が身に付くのって、いざという時に何かできることが増えるので自信になりますね。安全な環境で社員の人に働いてもらうために、更に精進します。

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