社長ブログ

株式会社アイネット

2019/10/07 10:18

みなさん、こんにちは!

 

先日、筆ペン四段に昇段いたしました。ぱちぱち(自画自賛)。

 

合格の秘訣はとにかく習慣化することです。

 

以前、読んだ本の中に『ぼくたちは習慣で、できている。』という本がありまして。もう、この本は、タイトルだけで全てを現わしているといっても過言ではないのですが、とにかく習慣化しまくろうと思ったんですね。とくに昨年は父の介護もありましたから、まとまった時間がない中で少しでも勉強したい、体力づくりをしたいという一心でした。

何か成果を出す時に、すごく瞬発力があって集中力がある人は良いのですが、私は体力がないし、集中力も時間的余裕もないので、細切れ時間の習慣化がものすごく自分に合ってると思うんですよね。

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そこで、私が習慣化するためにどんな工夫をしているかを一部ご紹介します。久しぶりに雑な漫画を書描きました。

 

まず、朝の起き抜けの時間。これは勉強の黄金タイムとしてよく紹介されていますが、私の場合、「さて何をやろうかな」と思ってぼやぼやしていると30分ぐらいあっという間に経ってしまいます。なので、机の上にすぐやりたい学習内容を必ず置いておき、見えるようにしています。大事なのは、書棚や引き出しに絶対に仕舞わないことです。

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次に、なかなか捗らない家事ですが、たとえば料理についてはiPadをキッチンカウンターに置いて好きな海外ドラマ(吹き替え版)を見まくるということでものすごく捗るようになりました。内容が面白いので流して聴いておくだけでも楽しめます。私はこのやり方で、休日にお弁当のおかずの作り置きを時間かけて作る習慣ができました。

ちなみに今ハマってるのは『ドクターブル』という裁判科学の専門家が陪審員の心を操作して無罪の人を無罪にするというドラマです。

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ちなみに、以前は料理をしながら英語学習をしようとしてみたのですが、これはちょっと無理でした。「苦手×苦手」は組み合わせとして悪いので、「苦手×面白い」にしましょう。

 

最後に、抱き合わせ手法です。英語の学習なんですが、スマホの単語アプリとか飽きちゃって全然できなかったので、大好きな「ほぼ日手帳」に毎日TOEICの問題を一問だけ書いて解説も書く、という形で手帳を埋めることにしています。手帳一ページ分なら、どんなに酔っ払って帰っても何とかこなせますし。

「ほぼ日手帳」も挫折し、英語学習も挫折する私にも、両方組み合わせれば何とかできるようになりました。手帳を開くといつも英文が並んでいるカッコイイ手帳の出来上がりです。ちなみに使っているテキストはTOEIC特急シリーズというもので、一頁に一問だけで、ページをめくると解説があるというものです。

 

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というあの手この手で一ヶ月以上続く習慣ができれば定着しますし、一ヶ月続かなかったら別の習慣を編み出すことにしています。ポイントはどれも一日の分量は10分程度でできる単位におさめるということでしょうか。それ以上の高い目標設定は必ず挫折に繋がるので。

 

ちなみに、体力づくりはニンテンドーSwitchのフィットボクシングというソフトを毎日やっていて、昨日でちょうど二ヶ月を迎えました。

 

自分に合う習慣探し、お勧めです。

 

2019/09/25 14:05

みなさん、こんにちは!

 

今日は最近読んだ本の中から『ついやってしまう体験の作り方』を紹介したいと思います。

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この本は元・任天堂企画開発者の玉木真一郎さんが「ついついやりたくなるゲームの企画の裏舞台を明かしてくれながら、そのような体験を読者自身が企画できるようにと解説してくれたものです。

 

たとえば「ついやりたくなる」という魔法のノウハウをもとに自社サービスを企画すれば、お客さんはついついお金を遣ってサービスを利用してくれて超ラッキーってもんです。

 

では、その魔法とは何か。

具体的に、玉木さんは世界一売れたゲームとしてギネスにも載った任天堂の『スーパーマリオブラザーズ』を例に挙げて説明をしてくれています。

まず冒頭で質問されます。
「このゲームはなぜ売れたのでしょうか?」
と。

 

でも、すぐには答えられません。

 

で、次にこういう質問をされます。
「このゲームは何をすれば勝ちなんでしょうか?」

これも案外すぐには答えられません。

 

何かを倒したり、制限時間内に何かをやったり。でもそれはゲームの最終目的ではなくてほんの枝葉の話。

 

で、もっともっと根本の、マリオを最初に動かすところに話のスポットはあたります。

 

スーパーマリオを初めてプレイする時、プレーヤーは、何を最初にすれば良いのか分からないまま放り出されます。そこからプレーヤーは「仮説」を立て、「施行」をし、それが上手くいって「歓喜」する。
この一連の体験を自発的に気づかせることで、プレーヤーは初めてこのゲームを面白いと感じる。

ここにまず、マリオのヒットに隠された企画の力が丁寧に説明されています。

なるほど、「仮説」→「施行」→「歓喜」が必勝パターンね、と思うのはまだ早い。これはただ一つのパターンでしかありません。そのあとにもたくさんの、人の心の動きを想像しながら作り上げられた「ついやってしまう体験」のパターンを生み出した工夫について説明してくれるのです。

 

そしてその工夫は、もともとは多くのゲームのハードの「制約」から生まれたものであったりもします。読者は「時間やリソースがない」という制約をネガティブに考えずに、ポジティブな要素に繋げられることも学べます。

 

著者の狙いは読者にその「仕掛け」一つ一つをマスターさせることではなく、読者自身が抱える背景と問題、それを解決する「仕掛け」を読者自身で生み出せるようになることが狙いだということが読んでいて強く伝わってきます。

 

この本は多くのページを割いて実際のゲームを例にとり丁寧に説明してくれますが、もっと汎用な企画に対してどのようにアプローチしたらよいかを巻末付録として「実践編」という形でまとめてくれていて、こちらもめちゃくちゃ役に立ちます。

 

たとえば、「企画」のページではプレゼンテーションについてのちょっとしたコツを書いてくれています。

--(引用開始)--
悲しいことに、世につまらないプレゼンは絶えません。聞いているうちに一度でも興味を失ってしまったら後の祭り、プレゼンを最後まで聴き通すことは二度とできないでしょう。逆に、プレゼンする側としても、プレゼン途中でよそ見されたり、寝られたりしてしまったら…ショックですよね。

 

ポイントになるのは、いかにプレゼン中に集中力を絶やさないか。ではここで、逆に考えてみます。プレゼン中にいちばん集中力が落ちるのはどんなタイミングでしょうか?
--(引用終了)--


さて、そのタイミングはどこでしょうか。よければ実際にこの本を手に取ってみてください。ここに書かれたひと工夫でプレゼンがぐんと良くなるのであれば、この本はものすごくお買い得だと思います。

2019/03/15 10:43

皆さん、こんにちは!

今日は最近読んだ本でとても良かった本をご紹介します。

『大事なことに集中する―気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法』という本です。

 

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SNSの誘惑やメールの返信といった集中を削いでくる作業についつい仕事をした気になってしまうIT技術者は必読と思います。というか間違いなく私が今年になって読んで一番良かった本です

著者のカル・ニューポートは2004年にダートマス大学で学位取得後、2009年にMITで博士課程修了。専攻はコンピュータ・サイエンスという人です。ディープ・ワークの手法で多くの著書を出し続けています。

 

言葉(作者の造語)を整理しておきますと、
・ディープ・ワーク(DEEP WORK)
あなたの認識能力を限界まで高める、注意散漫のない集中した状態でなされる職業上の活動。

・シャロー・ワーク(Shallow Work)
あまり知的思考を必要としない、補助的な仕事で、注意散漫な状態でなされることが多い。

 

このシャロー・ワークに常に集中を阻害してきます。メールの返信に追われたり、SNSを見たり、ソーシャルゲームに時間を奪われたりというのがシャロー・ワークで、厄介なことにこれらの作業は一瞬「何かをした気分」になるため、本来集中すべき作業がこなせなくなります。IT化が進んだ現代に、我々は常にシャロー・ワークに作業を邪魔されることに悩まされているのではないでしょうか。

ではどうしたら良いのかと言いますと、一日、または一週間のうちに明確に自分で設定した一定時間をディープ・ワークに打ち込み、残りは他のすべてのための時間にあてることで、生産性を極度にあげることができるというものです。まずはこの本では、ディープ・ワークで実際に多くの成功を成し得た人の実例がたくさん載っていますので、読者は「ディープ・ワークをすべき」という気持ちになることができます。そしてさらに、具体的にどうやればいいのかについて記述してあります。

この本にも書いてありますが、本当に深い集中には人は最初は一日一時間、それを訓練して四時間に延ばすのがせいぜいということです。あとは、その数時間を確保するために残りの時間を使っていくわけです。

 

私個人で言いますと、たとえば、スマホのSNSのアイコンに付いている、アクティビティの通知は切りましたし、アイコンに付くバッジ(赤い数字のマーク)も消すようにしました。これだけでスマホを見る時間が劇的に減りました。あとは、一日で本当に集中したと思える時間がどれくらい取れたかをメモするようにしました。

あと、おまけの効能として、本当に集中する時間を取った後は、瞑想をしたような、スポーツをしたあとのような、とても気持ち良い精神状態になれます。

 

更に私のようにIT技術者を抱える経営者としては、徐々にオフィスの設計もディープ・ワークをやり易くするような工夫にも取り組みたいと感じさせられました。

2018/10/10 11:58

みなさん、こんにちは!

三連休は楽しく過ごされたでしょうか。私は、ゆっくりと読書などもできた連休でした。

数年前に『その女アレックス』というフランスのミステリがものすごく話題になったのをご存知でしょうか。当時、図書館で借りようと思ったら100人待ちだった記憶がありますが、それぐらい話題になり、私の周囲の人もけっこうたくさんの人が読んでいました。実際、最後は一気に惹き込まれて読み終えました。

その本の主人公の刑事はカミーユと言い、最近知ったのですが、カミーユが主人公の三部作があり、アレックスは二作目で、一作目の『悲しみのイレーヌ』は当時まだ日本では翻訳されておらず、アレックスの人気を受けて『悲しみのイレーヌ』が翻訳されたんです。

というわけで、改めて『悲しみのイレーヌ』を読み、そうすると『その女アレックス』を読み直したくなり、今は三作目の『傷だらけのカミーユ』を読んでいるところです。

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で、今回はKindleで読んでいたのですが、その際におススメされた『最高の体調』という本も読みました。最高の体調…。良いですね。手に入れたいですね。
この本では章毎にいろんな体調の整え方が書いてありましたが、その中でこれまでの思い込みが覆されることが書いてありました。私はかつてどこかで知った「人間の短期記憶で覚えていられるのは7個まで」という実験結果をずっと信じていたのです。ところが実はそうではないらしい。数字の概念のない部族に協力してもらって覚えていられる数を調査してみると、実際には4±1個までが覚えていられる個数らしいのです。
ということは、数の概念を獲得した現代のわれわれは無理に何個ものタスクを自分に課していますが、実は何個ものことを同時に考えるのは認知のリソースの使用に負荷がかかっているようなんですね。なので、一日のタスクは3つぐらいまでを目標にすると良い、というようなこともこの本には書いてありました。

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話は変わりまして、最高の体調といえば、私が長年悩んでいるのは肩こりです。どうしてもつらくて、たまにマッサージに行きますが、美容院でもわざわざカットとは別にオプションで頭皮から肩ぐらいまでのマッサージをしてもらっています。私が行っているお店にはマッサージ用の個室もありリクライニングチェアでホットアイマスクをした状態で美容院のオーナーさんが整体の人から習ったというマッサージをしてくれるのです。そこで、毎回のように「今日はものすごくこってますね!」と言われ続けてきました。

が、なんと連休中に美容院に行ったところ、

「山本さん、最近は電子工作してないんですか?」

「え?してますよ」

「肩こりがすごく軽くなってますけど…?」

みたいな会話になったんです。そんなこと言われたのは生まれて初めてです。
思い当たることと言えば、肩こり対策をネットで調べて「一回につき40秒、両腕を上げたままにする」というのを一日何セットかしてたんですよね。それだけです。それで軽減?

最近ちょっとストレス要因が減ったのも原因かもですが、いずれにせよ軽くなって良かったです。目の前に座っている社員の人が肩こりが酷そうなのでブログでご披露してみました。

2018/08/22 14:23

みなさん、こんにちは!

今日は最近読んだ本について書きますね。
小説だと勢いに任せて一気に読んでしまうのですが、今回は三週間ほどかかって丁寧めに読みました。その本は『日本人の英語はなぜ間違うのか』という本です。

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そもそもこの本を読んだのは、最近、電子工作で参考にしたチュートリアルが英語だったから。英文そのものはGoole翻訳の力を借りながらだったのでそんなに難しくなかったのですが、せっかくなので英文のほうも気を付けて読んでいたら英語に対するハードルがちょっと下がりました。そんな時に書店でこの本を見つけたので思わず買ったのです。

 

中身は、この10年前ぐらいまでの教科書で中高での英語教育を受けてきた人向けです。私たちが、英語ネイティブの人から奇妙な英語を書いたり話したりして見えていることがこの本を読むとよくわかります。では、なぜ奇妙な英訳をしてしまうのでしょうか。それは、英語の教科書の英文がそもそも奇妙だからなんですね。

この本では、そのあたりの「変なポイント」を一つ一つ丁寧に取り上げてはどうしてこんな奇妙な英語がまかり通ってしまったのかというのを、著者のマーク・ピーターセンさんが実際にかつて使われていた英語の教科書に載せられた例文を掲載しながら「私ならこう添削します」という添削例を載せてくれています。

そういう例文一つ一つを読んでいくと、なるほど、私たちが思い込んでいる英文というのは自然な英語とはずいぶんかけ離れているなあと分かってきます。

 

たとえば、日本人が「So」をやたら使いたがる問題。確かに、「So」って使いますよね。たとえば、「ええっと、」とか前文を受けて接続詞的に。あるいは「すごく」って強調するときに。
でも、この使い方、どちらも日本人が英訳するときに多用しているのがすごく変なんですって。接続詞として使うにしても因果関係がないところに突然「So,」を使う。あるいは、協調するなら「very」を使えばいいのに、やたらと「so」を使う。ということらしいです。何となくですが、この「So」は日本語の「そう」と同じ発音なので、似たような感じでちょいちょい挟んでしまうのではないでしょうか(というのは私の推測です)。


こんな調子でいろいろと手厳しい指摘が続きます。

とはいえ、日本の英語の教科書に限らず、言語の初学者が最初に手にする本ってけっこう変な文章が載っているような気がしますよね。私たちIT関連の仕事は比較的英語を目にすることが多い、あるいは、英文を書く作業をされるかたも多いでしょう。そんな方が自然な文章にランクアップするのに気軽に読める本です。


あと、末尾の「解説」も面白いです。書かれているのは『ダーリンは外国人』という漫画で一世を風靡した小栗佐多里さんなんですが、「英語ネイティブの人が会話から取り残されていく問題」について触れてて興味深かったです。英語というのはかなり広く普及しているので、片言の英語をしゃべる者同士のほうが会話し易いという現象が起こることもあるらしいです。そうなると英語ネイティブの人は正しくない英語の会話に入りたくない人もいるので会話から取り残されていくことがあるんですって。

なんだかそう考えると、「英語という世界各国の共通語に近い言語」を母語とできている人たちはいいなあ、と思っていましたが意外とそうとばかりも言えないのかも。

ちなみに、私は、現時点では、英語については心理的抵抗を小さくし、英語のドキュメントが読めればいいかなあ、ぐらいに思っています。聞き取れたら、喋れたら、そりゃあ楽しいでしょうがそこまではハードルを上げないつもりです。